震災から10ヵ月
2012.01.11 須田 U-15監督
あれから10ヵ月が経過しようとしています。あの日も今日と同じように雪が降っていました。
震災から10ヵ月が経過しようとしているのに、実際は何も変わっていない。
福島市にあるゴミは、瓦礫ではない。目に見えない放射線物質である。色もないし、臭いもしないので、誰もその存在を知る由がない。唯一、ガイガーカウンターの数字だけがその存在を知ることができる。そして、その数字は、時間を掛けても瓦礫のように撤去できるものではない。
除染しても除染しても数字は、変わらない。何故なんだ?!
健康に被害はない数字であるから大丈夫?!
年間1ミリシーベルト以内の被曝に抑えることは、この土地ではかなり厳しいだろう。大丈夫だからといっているのは、無知な人だけではないか。何も根拠がないのに、低線量の被曝が体や精神に及ぼす影響を誰も知らないのに、なぜ大丈夫と言えるのか?国や自治体への期待は、日に日に薄くなる。
どうしても屋外で動き回りたい、サッカーがしたい、という子供たちの悲鳴にも近い叫びを聞いているのだろうか。指導者は、このような欲求と、でも、身体に被害が及ぶかもしれないというジレンマと、あれ以来闘っているのである。それは、10ヵ月経った今もなおそうなのである。
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